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透水性コンクリートについて①

今回は、ガーデン光房加治木店で初めての試み
 
透水性コンクリートの現場についてのお話です
 
そもそも、皆さん透水性コンクリートをご存知でしょうか
 
一般的には、ドライテック、オコシコンなどと呼ばれる商品の事を指します


 
はじめ、家横の防草対策として土間を検討したのですが、どうにもこうにも水勾配(排水するために必要な傾斜)がとれない
しかしお手入れの観点から固めて雑草とサヨナラしたい………
 
という事で、加治木店初!!透水性コンクリートに挑戦させていただきました!!!
 
見た目がお菓子の「オコシ」のように砂利や砕石がそのまま浮き出たコンクリートで
特殊な成分で石と石を接着して、その隙間を水が通り地面に流れていくという仕組みです。



 
内部に無数の隙間を持っているため、水や空気を自由に透すことができ、コンクリートで蓋をするため雑草が生えてくる心配もなく、雨が降った時の水たまりやぬかるみができる心配もいりません
 
この透水性コンクリート。とにかく完成までが早い。
 
通常の土間コンは職人さんが1日がかりで何度も何度も手を入れ仕上げていきます。
施工の途中、表面の仕上がりに満足できなければ修復していく事が可能な一方、透水性コンクリートは基本一発勝負!
 
その他にも、見た目の美しさ、コストがかかる、面がとれない(カドをなだらかなに修正することができない)ため、カド部分(端部)をきちんと転圧しなければカド欠けが起きやすいというデメリットなどもあります。
 
どちらも技術が必要な事に違いはありませんが、メリットデメリットをよく理解して選択していく必要がありそうですね。
 
 
少し長くなってしまったので、次回実際施工した写真をご紹介していこうと思います!!
 
お楽しみに!!!
2023/06/03