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建物の計画段階から一緒に作り上げたメリハリのある新築外構 宮崎市Y様邸

鹿児島県鹿児島市・姶良市・日置市・霧島市・隼人・国分の皆さんの笑顔のために一所懸命頑張ります!
ガーデン光房鹿児島エリアマネージャー兼鹿児島店店長の村橋です!

 

今回は、高校時代の友人から相談を受け、建物の計画段階から一緒に考えた新築外構をご紹介します。

大切にしたのは、完成後には変更しにくい部分を先に整え、後からできることは後回しにするという予算のメリハリ。玄関まわりのデザインにはしっかりこだわりながら、ご家族の暮らしや趣味にも寄り添った外構になりました。


完成した新築外構。玄関まわりと駐車スペースをすっきりまとめました。

建物ができる前から、外構の高さを考える

この現場は、建物の計画が進んでいる段階から相談を受けました。特にお話ししたのが、設計GL(建物の基準となる地盤の高さ)についてです。

既存建物を解体した段階では、ハウスメーカーの担当者と現地で打ち合わせ。敷地と道路の高さ、玄関への上がり方、駐車スペースとの関係など、外構の視点から確認を重ねました。

建物が完成してからでは変更が難しい部分こそ、早い段階で検討しておくことが大切です。今回も「外構は建物とは別の工事」ではなく、一つの住まいとして計画しました。

 


工事前の敷地

 


解体後の敷地の様子


建物の工事が進み、外構を検討していた段階。

予算は「変えにくい場所」から優先して使う

新築では、やりたいことをすべて盛り込むと予算が膨らみがちです。今回は、必要なところにお金をかけ、後からできるところは後から手を加える方針にしました。

駐車場の舗装や玄関へつながる動線、門まわりなどは、住み始めてすぐ必要になり、後からやり直すと負担が大きい部分。一方、お庭の一部はご自身で材料を調達する半DIYも取り入れています。

単に工事費を抑えるのではなく、何を先に完成させるべきか、どこを楽しみとして残すかを考えた計画です。

 


道路から見た外構の全景。

 


建物の外観と植栽のバランスを意識したファサード。

 

   
       駐車スペースはシンプルですっきりとした舗装に。

玄関ポーチからアプローチまで、300×600のタイルで統一

玄関ポーチは、当初ハウスメーカーで300角タイルを使用する計画でした。そこで、建物側のポーチから外構のアプローチまで、300×600角の長方形タイルで統一することをご提案しました。

ハウスメーカーにもご了承いただき、同じサイズ感のタイルが連続する、つながりのある玄関まわりが実現。長方形のタイルが伸びやかな印象をつくり、シンプルな建物をさらに引き立てています。

建物と外構を別々に考えず、材料を一つそろえるだけでも、完成後の見え方は大きく変わります。

 


門柱・玄関階段・アプローチが一体となったファサード。

 


300×600mmのタイルと植栽の納まり。

ダークな門柱と、軽やかなアオダモの組み合わせ


門柱には、ディーズガーデンの「ルアン」のダーク色を採用しました。建物の外壁や玄関扉とも調和する落ち着いた色で、かっこよく引き締まった印象に。

植栽は、細い幹と自然な枝ぶりが美しいアオダモ。比較的すっきりとした樹形を楽しめる樹種ですが、成長に応じた手入れは必要です。

株元には石や下草を組み合わせ、無機質になりがちな門まわりに柔らかな表情を添えました。

 

 植栽帯の仕上げと照明器具の位置。

 


 アオダモとダークカラーの門柱。

夜はライトアップで、植栽の影までデザイン

そして、このお宅でぜひ見ていただきたいのが夜の景色です。

アオダモを足元から照らすと、細い枝や葉の影が外壁に映り込みます。植栽を明るく見せるだけでなく、「壁に映る影」まで演出に取り込むことで、昼とは違う奥行きのあるファサードに。

玄関まわりの明かりとタイルの陰影も重なり、帰宅するたびにちょっと気分が上がるような、印象的な夜景になりました。

 

ライトアップした夜の全景。植栽の影が外壁に映ります。

 

アオダモと門柱、アプローチの夜の表情。

 

人工芝・目隠し板塀で、庭を気持ちよく使える空間に

お庭には、弊社オリジナル人工芝「エバーグリーン」を採用しました。天然芝のような芝刈りや定期的な水やりが不要で、緑の景色を楽しみやすいのが魅力です。落ち葉や汚れの清掃などは必要ですが、普段の管理負担を抑えられます。

また、お隣との高低差がある庭の境界には、目隠しの板塀を施工。庭で過ごすときの視線に配慮し、落ち着ける空間にしました。

一部を半DIYにすることで、予算にメリハリをつけながら、使い勝手もきちんと確保しています。

 


お庭の人工芝「エバーグリーン」。

 


高低差のある隣地側に設けた目隠し板塀。


釣り好きのご主人のために、広めのオリジナルパン


水道まわりにも、このご家族ならではの工夫を取り入れました。

魚釣りが趣味のご主人が、釣ってきた魚を庭でさばけるように、モルタル仕上げのオリジナルパンを広めに製作。一般的な水受けとしてだけでなく、趣味の作業にも使えるように考えています。
      趣味の魚釣りにも使いやすい、広めのモルタル製水受け。

 

​最後に|新築外構は、できるだけ早めのご相談を

 


高校時代からの友人に声をかけてもらい、建物の計画段階から関わることができた今回の現場。設計GLの検討、ハウスメーカーとの調整、素材の統一、夜の照明、お庭の半DIYまで、一つひとつ優先順位を整理して進めました。


「今やるべきこと」と「後からできること」を切り分けながら、暮らしの中心になる場所にはしっかりこだわる。そんな考え方が、無理のない予算と満足感のある外構の両立につながると思います。

これから新築を計画される方は、建物が完成する前でも遠慮なく外構についてご相談ください。住まい全体を見ながら、ご家族に合ったプランをご提案します。

 

2026/11/02