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トキワエゴとヤマボウシでつくる、表情豊かな外構植栽*霧島市O様

こんにちは!加治木店の桑幡です!

今回の外構では、植栽を主役にした外構計画を行いました。

リビングのソファから見える場所に植栽スペースを持ってきて
常緑樹のトキワエゴと、落葉樹のヤマボウシを組み合わせ
一年を通して緑を感じられ、季節の移ろいも楽しめる構成としています。

 


建物やフェンスといった人工物が多くなりがちな外構ですが、
植栽を取り入れることで空間にやわらかさが生まれ、
全体の印象にも自然な表情が加わります。

 

枝ぶりや葉の付き方が一本一本異なり、
時間とともに姿が変わっていくため、
成長を楽しめるのも植栽ならではの魅力です。
 
「トキワエゴ」、やさしい葉色と軽やかな枝ぶりが特徴の常緑樹。
冬場でも葉を落とさず、外構に安定感を与えてくれます。
重くなりすぎない樹形のため、
建物やフェンスと組み合わせても圧迫感が出にくく、
ナチュラルな外構に自然と馴染みます。
 
お隣の「ヤマボウシ」は四季の変化をしっかり感じられる落葉樹です。
春の芽吹き、初夏の白い花、秋の紅葉、冬の枝姿と、
一年を通して異なる表情を楽しむことができます。
 
外構に取り入れることで、
暮らしの中に自然のリズムが生まれます。
 

また、タイルデッキの前には平板を敷いて動線を確保
デッキから庭へと自然につながり、
ちょっとした出入りや作業もしやすくなっています。


 
その周囲には、省管理型の芝生「TM9」を施工。
成長が遅く、芝刈りの回数を抑えられるのが特徴で、
見た目の美しさと管理のしやすさを両立しています。
 
緑の芝生が入ることで、
植栽やデッキまわりがより一層引き立ち、
庭全体に明るく開放的な印象が生まれます


 

玄関前は足元まで意識した植栽デザインへ
植栽の足元には割栗石を使用し、
下草と組み合わせることで立体感を演出しました。
 





工事前、少しさみしかった玄関前が
石の重なりによる自然な奥行き
雑草対策としての実用性
雨に濡れたときの美しい表情
見た目と機能性を兼ね備えた仕上げになっています。
 
樹木、芝生、舗装材をバランスよく組み合わせることで、
見た目だけでなく使い勝手の良い外構に仕上がりました。
 
成長とともに表情を変え、
住まいに寄り添ってくれる外構は、
暮らしの中に自然を身近に感じさせてくれます。
2025/12/20